木材はどれくらい水分を蓄えれるの?

木材の調湿に関わる資料でこちらも興味深いデータです。

【試験内容】
恒温恒湿(温度:20℃/湿度:65%)にある木材に対し、湿度を92%にした場合(52日間)、
さらに湿度65%に戻した場合に木材の吸脱湿重量の経時変化を測定します。
試験体は10cm×10cmで厚み1cmと2cmの2種類。

密度と厚さの関係

【結果1】
上の右図で分かるようにやはり厚みのある木材の方が水分を多く吸着できています。
これを住宅に置き換えた例を前回のブログでも紹介していますが、例えば6帖間に
高さ1mの腰壁を貼った場合、厚み1cmで約3.0?5.4kg、厚み2cmで4.7?10.5kgの
水分を吸着が出来ることになります。

これは空気中の水分量になるのでかなりの湿気対策になりますよね。
押入れ等に木材を貼れば効果は絶大。

但し、分厚い場合(柱や梁など)は長い時間をかけて吸・脱湿を行うのでこちらは
梅雨や夏の多湿時期に効果が期待されます。

吸・脱湿重量試験

【結果2】
また、上図からは周囲の湿度変化に木材が急激に反応していることが分かります。
つまりは住宅内が乾燥すれば木材は素早く湿気を放出し、逆に多湿の状況なら
こちらも速やかに吸い取るといった作用を要は勝手にやってくれているのです。

今回のデータをみても如何に木の家が快適で住みやすいかが分かります。
鉄骨やコンクリートのお家ではこうはならないですよね。

引用文献:木材の調湿・断熱性能評価
     活用しよう木材の調湿・断熱効果???
     兵庫県農林水産技術総合センター研究報告(森林林業編)55号(2008)別刷

ヤマヒロ:小林

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