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モノは生きている

大工さんは道具を大変大切にします。もちろんお金がかかっているからということもあるのですが、それ以上に、道具の良し悪しが仕事の精度を決めるからです。キャッチボールや素振りなどの基礎トレーニングを怠っている野球選手が、プロの世界で活躍など出来ないのと一緒で、『道具の手入れをしていない大工さんが、良い仕事なんてできるはずがない。』ということですね。

 

修行を始めたばかりの大工見習いたちは、親方から道具の手入れを厳しく言われます。『俺らが若い時は親方に言われて、仕事終わりはもちろんのこと、休憩時間や休日も、道具の手入れをさせられた。』古い大工たちはよくそう言います。

 

“モノは生きている”という言葉を聞きます。え?どゆこと?ってなると思うのですが、この生きる=働くということ。『生命の本質は働き』であるということです。

何も日々の生活のためにお金を稼ぐことだけが働くということではなく、金銭関係なく、何かを作ることや何かを工夫すること、また、考えることなど、趣味や生活の中にもたくさんありますよね。食事を作ることも働きですし、畑を耕したり、魚を釣ったりもそう。ゴミ拾いのボランティアや、自宅の掃除もそうです。自分も含めた人、また、もっと漠然と、町や国、地球のためというのも含めて、誰かのためになっていることは全て働きです。この働きこそが生命と考えると、何も働いているのは人だけではありません。機械や道具、全てのモノが働いています。だから、働き=生命ですので、『モノは生きている』のだと。

 

ですので、とりわけモノに対する姿勢は大事です。

 ・活かしてやること

 ・礼を尽くすこと

 ・心を込めて大切に扱うこと

 ・モノの由来を知ること

 ・そのモノの良さを知ること

 ・管理を十分にして感謝をすること

 ・後始末をすること

 

これらの心掛けを長年にわたって実践している職人が一人前の仕事ができる人ってことですね。

 

上棟風景

この理屈は人でも同じ。活かしてくれる、大切にしてくれる、自分の良さを知ってくれている、礼を尽くしてくれる、そんな職場や人間関係の中で働きたい。そう思うのが普通ですよね。

 

そんな職場環境、現場環境を目指していきたいと思います。

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