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構造の中に間取り~直下率~



こんにちは、営業の西澤です。




いきなりですが、皆さん【直下率】という言葉をご存じでしょうか?



2016年に発生した”熊本地震”では耐震基準を満たした家だったのにも関わらず
約2割は倒壊・崩壊・大破しました。


その原因の一つに【直下率】が関係しています。



【直下率】とは、
柱や耐力壁などが1階と2階で同じ位置に
どの程度の割合で揃って配置されているかを示す指標です。


「池上彰のニュース2016」参照

上の図のように【直下率】が高い構造だと、
柱一本一本にかかる荷重が均等になり、柱自身への負担が軽減されます。

「池上彰のニュース2016」参照

反対に【直下率】が低い構造だと、
柱一本一本にかかる荷重にばらつきが出てしまいます。
そうすると地震が発生したときに家自体がバランスを崩し倒壊・崩壊してしまうのです。



よく耳にする”耐震等級の高い家”ももちろん大切です。
ですが、どれだけ耐力のある壁を設けていてもバランスが崩れてしまうと意味がありません。



ではどうやって【直下率】を高めるのかというと、
”設計の順番”が大事です。
直下率90%以上を実現できる
設計の順番についてはコチラの記事をご覧ください。

https://www.yamahiro.org/blog/41320/







「構造の中に間取りを当てはめる」

間取り優先では100点満点の家にはなりません。
本当の耐震性の高い家とは何なのか。。。


3回に分けて耐震性についてお話します。
次回は【制震】についてです。




営業設計一課 西澤絵里奈











西澤 絵里奈

西澤 絵里奈

住宅事業部 営業設計一課

資格:二級建築士

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