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県産木材を使う2022

こんにちは、設計の玉中です。

昨年に続いて兵庫県から
「県産木材を使って家を建てると補助金出すよ」
というお知らせがあったので紹介します。

昨年度の紹介記事はコチラ


本日紹介する制度は『ひょうごの木の家設計支援事業』です。
平成31年度(令和元年度)に開始された事業で、今年が4年目になります。

兵庫県産木材の良さを広めて県産木材を使ってもらうことで
山の手入れを促進させようという取り組みです。



対象となる工事は大きく言うと
①兵庫県内に新築する住宅であること
②県産木材を30%以上利用すること
③県産木材を構造材や内装材として居室で見せること
④所定の期間内に設計・契約をすること
4つの条件を満たすものとなります。


昨年度は新型コロナの感染症による景気対策として、よく似た補助制度
『県産木材利用拡大キャンペーン事業』があったのですが
今年度は廃止されています。

その影響もあってなのか、設計支援事業は今年度から
条件付きではありますが最大補助額が拡大されました!



















それでは補助額がどれくらいなのかを見ていきます。


まずベースとなるのは、1軒あたり30万円の定額となります。
先ほど上で書いた4つの基本条件を満たしていれば
この30万円を貰うことが出来ます。



それに加えて加算条件として、
①横架材(梁や母屋など)も県産木材を使うこと
②県産木材の利用率が80%以上であること
の2点を満たすと、+10万円で合計40万円の補助額となります!



山弘が2021年度事業に申請した案件に限ると
4月22日時点で納材集計が終わっている物件が15件あります。
この内、標準仕様ではない1件と、
別の設計事務所さんが設計した1件を除いた13件は80%以上でした。
つまりは山弘の標準仕様の住宅なら全棟80%以上となっています。

とは言え実際に80%以上となるかは集計してみないと分からないので、
コチラもドキドキなのですが笑




















この制度を利用するに当たって、
特に注意すべきポイントとしては4つの条件の中の
「④所定の期間」に関する部分です。

(1).設計開始前
(2).設計完了=工事請負契約
の2つのタイミングについて期限があります。


(1).設計開始前

この制度は設計に対して補助をするという趣旨なので、
「設計を開始する前」に計画概要を元に助成金申請をする必要があります。
助成金申請の時点で予算枠を確保できるのですが、
この申請を行わずに設計を開始してしまうと
助成金を貰えなくなってしまいます。



山弘の場合は標準的な家づくりの流れとして
商談 → プラン申し込み → 暮らしインタビュー →
プランナーによる設計 → プレゼン・契約
という順序で行っています。

山弘としてはインタビューを以って設計の開始となるのですが、
対外的にはどうしても書面を交わす「プラン申込み」が
設計の開始日と見做されがちです。

なので、いつプラン申込みをして頂くかという
予定をお客様と相談しておいて、
漏れなく申請出来るように気を付けています。




(2). 設計完了

工務店と施主様で工事請負契約を結んだら、
県に対して「実績報告書」の提出を行います。
この時に県への「請求書」も一緒に郵送し、
承認されれば工務店に助成金が振り込まれるという仕組みです。


この実績報告書の提出に期限があり、
2023年(令和5年)2月28日までとなっています。


今は新年度が始まったばかりなので大丈夫ですが、
秋の終わりから年末年始くらいになると
この期限を目指してバタバタとしてしまうこともあります。













今なら併用できる国の補助制度『こどもみらい住宅支援事業』もあります。
コチラの方が期限が早く終わってしまうので、
まさに住宅づくりを考えているという方には早めに動いて頂きたいですね。

こどもみらい住宅支援事業の紹介記事はコチラ














ご相談なども大歓迎です!
興味のある方はぜひモデルハウスへお越しください。

実施積算課 玉中健太

玉中 健太

玉中 健太

住宅事業部 実施積算課

資格:宅地建物取引士・二級建築士

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