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森の栄養循環…。

総務の小林です。
今日も私の徒然ブログにお付き合い頂き有難うございます。
さて、田んぼや畑では肥料をやらないと作物は大きく育ちませんよね。
しかし、森の木々には肥料をやったりしませんが、それでも木は育ちます。
当たり前ですが、木も他の植物と同じように養分がないと育ちません。
ではどこから養分を得ているのでしょう?

養分にもたくさんの種類がありますが、まずは代表的なリン酸。
リン酸は木から落ちた枯れ葉や枯れ枝が虫や微生物によって分解され、中に含まれていたリン酸が土壌に供給されるそうです。
また、枯れた草や木の根からもリン酸は供給され、このようにして土に供給されたリン酸が養分として再び木や草の根に吸収されていくのです。

そして、もう一つの代表的な養分は窒素。
窒素はリン酸同様に落ち葉や落枝が主な供給源ですが、その他にある種の微生物によって空気からも土壌に供給されたり、木の種類によっては根に付く微生物の力を借りて根が直接空気から窒素を取り込んだりもするようです。

10年ほど前に新築をさせていただいたお客様が家の畑で無農薬の野菜を作っておられ、その方が「野菜の養分は畑に生える草(雑草)を枯らして畑に敷き込むことで、その畑で足りていない養分(リン酸や窒素)を補ってくれるんです!」と聞いたことがあります。
つまり畑も森の循環と同じなんですね。

また、本当に元気な野菜には虫も付かないんだそうです。
私の認識では虫が食べる野菜がいい野菜だと聞いてきたのですが、それは間違いなんだそうです。
私も何度かその野菜をいただいて食べさせてもらったのですが、本当に美味しんです!
ただ「ここまでの土を作るには10年程かかった」と話されてました。
森の循環の仕組みもそうですが、長い年月をかけて出来上がったものなので当たり前ですよね。

このように一朝一夕にはいかない土づくりですが、養分が植物と土の間を循環することによって、森の木は肥料なしに育つことができるのですね。

総務部 小林孝弘

小林 孝弘

小林 孝弘

総務部 部長

資格:二級建築士

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