設計の中村です。
間取りを考える際に
部屋の構成を考えることは
もちろんですが
他にも必ず行っていることがあります。
それは
実際に生活している目線で
色々な場所に
座ってみたり
立ってみたり
歩いてみたり
しながら
その先に何が見えるのかを
イメージしながら
間取りを考えていきます。
これをするかしないかで
住まいの質は
大きく変わります。
例えば
二階建ての場合
階段の先に何が見えるのか?
を考えます。
![](https://www.yamahiro.org/wp-content/uploads/2021/10/236bb562bb60645af434f65800abceec-767x1024.jpg)
この写真のお家では
空に視線が抜けるように
窓を配置しています。
そうすることで
二階に上がる時の
気持ち良さが
全然変わってきます。
また方位によっては
一階から入った風が
階段を通って
この窓から抜けるといった
家全体の風通しを
良くしてくれる窓
にもなります。
![](https://www.yamahiro.org/wp-content/uploads/2021/10/490b020cac38658e427fe08f480998d0-1024x767.jpg)
またこのお家では
大好きな本も窓下に
置いてあるので
より一層
階段の周りの楽しさを
高めてくれています。
晴れている日
雨の日
朝、昼、夜
・・・
敷地の周辺環境にも
よりますが
常に違った景色で
愉しませてくれる
階段の先の窓。
ちょっとしたことですが
実際に住まわれることを
考えながら
単なる部屋割だけでなく
その先に何が見えるのか
をしっかりと考えた
住まいづくりを
今後も続けていきたいと
思います。
営業設計一課 中村将之