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縁側の活用。

築40以上のお住まいには、必ず日当たり良好で、一番の場所に縁側が鎮座しています。

決して、『縁側』を蔑ろにするつもりも、邪魔扱いするつもりもありませんが、本来、『縁側』が果たすべき役割を、また立ち位置を果たしているのか?

いつもお住まいを見させてもらって疑問に思います。

まだアルミサッシなど外部との境界線に安心できる建具が無い時代には、温熱環境的に曖昧空間を設けて、暑さ寒さを緩和する役割があり、その時代の生活習慣の中での通路と言う、大切な役割もありました。

今は、対防風雨、対防犯、そして温熱環境も、優れた建具があり、その場所に通路が必要か? と言われれば、要らない・・・。

でも、外でも無い、室内でも無い曖昧な空間を、日本人は好みます。

そこで、いつも屋根付き(元々縁側ですから付いてます)の『ぬれ縁』とか、デッキスタイルに変えて活用性を見出しています。

雨が降っても、外との繋がりを感じたり、ある時は室内の延長空間として利用したりと、本来持つ『縁側』の立ち位置を復活させてやります。

こんな風に、活かされていない空間を、無駄なく活かすのも、リノベーションの大切な考え方だと思います。

リノベーション事業部  谷口

谷口 充

谷口 充

常務取締役 営業設計二課

資格:一級建築士・一級施工管理技士

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