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建築は詩 建築家吉村順三のことば100

設計の築山です。これからしばらく建築家吉村順三のことばを紹介したいとおもいます。今日はその15回目

吉村は少年の時から住宅に興味をいだき、日本の自然と風土に培われてきた独特の伝統建築に魅力を覚え、人の生活と幸せ、ヒューマンなものを建築に具体化することを一貫して実施してきた。地域に貢献する、品のある美しい建築を求めて作りつづけて20世紀を生きた建築家である。
 吉村は、生前、これからの建築家のあり方を問われたとき、「簡素でありながら美しいもの、自分達の住んでいる日本の、長年にわたる風土と文化によって培われてきたさまざまな建築から学び、日本の気持ちから出たものをつくるべきでしょう」と語った。
 そうした建築家吉村順三のことばを、存命中に活字となった新聞、雑誌、書籍等から選び、吉村が語った「建築は詩である」ということばを借りて、語録集『建築は詩』を刊行する(本文中「はじめに」より)

土地に生まれたもの

 戦後始めてヨーロッパへ行きまして、今までいわゆるクラッシックの建物がどうもぴったりこないと思っていたのですが、本場に行って石の建築を見ると、やっぱり素晴らしいと思いました。何か感動するものがあるのです。
 だから僕は、建築というものは、土地に生まれたものであり、そこで出来たものであるから、その地で見なければ、結局はだめだという気がしたのです。
 ですからデザインというものは、そこの土地で基本的な問題からデザインすべきで、他から借りものではどうにもならないということです。(『火と水と木の詩』より)

 どんなにすばらしいデザインであっても、それはその土地固有の文化や環境によるものであって、それが違う土地に建てられたならやはり家もどこか場違いな心持になるのでしょう。家は生えたように建てなければいけない。と、いうのがヤマヒロのコンセプトです。

築山 大祐

築山 大祐

新築事業部 営業・設計課

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