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京町家の取り組み

京都に八清さんという不動産屋さんがあります。https://www.hachise.jp

10年来勉強させていただいているのですが、5月に久しぶりにお世話になって、現在の取り組みを見せていただきました。今日はそのお話です。

こちらのお会社、なかなか変わった取り組みをしておられて、私好み。初めて出会った頃、年間に80棟の古町家を買取り、それをリフォームして、京町家ホテルに改修し、数ヶ月自社物件として運営し、収益案件にしてから、ホームページで全国の投資家に向けて発信、欲しい方に売る。その数は、仕入れとほぼ同じ80棟前後。建築屋として喉から手が出るほど魅力的なリノベ案件ばかり、年間80棟。真似たくてもなかなか実現のハードルが高いビジネスをやっておられました。

今は、町家ホテルがかなり増えたため、町家ホテルの他、その他様々なビジネスモデルを開発しておられます。例えば、古町家をリノベした、シェアオフィス、シェアハウス、長屋賃貸、貸テナントなどなど。面白いビジネスモデルを次々に開発されています。

今回は特に、長屋を重点的に見学できました。これは面白い。京都には通り抜けのできない細い道(路地)がたくさんあります。そんな路地に多くある長屋を改装して、賃貸物件にしているケースです。特に子育て世代の方に人気だそう。玄関を飛び出しても、家の前には車が通りません。そして、その路地が子どもたちの遊び場になります。同じ世代の人同士、同じ古町家の長屋に住む人同士、わざと繋げた玄関ポーチをウッドデッキがわりに皆んなでバーベキューをしたり、夕涼みをしたり、お隣同士で子育てを助け合ったりと、家族ぐるみでコミュニティができているようです。

昨今、少子化の影響で、企業への採用難な時代に突入しておりますが、このお会社には、国立大学卒の建築を勉強された優秀なスタッフさんが次々に入社されているようです。それは、古屋の買取〜法的なチェック〜ビジネスの開発〜設計〜マーケティング〜数ヶ月の運営/客付〜WEBへの掲載〜投資家の方との商談〜販売〜アフターまで、一貫してのビジネスの企画開発を陣頭指揮するプロジェクトリーダーという魅力のある仕事があるからです。ここまでやれる人ならば、いっぱしの社長顔負けのリーダーシップですよね。

もちろん、全てがうまくいく保証なんてありませんから、従来の分業型の営業・設計・現場監督といった部分を担う職よりも『失敗したらどうしよう』といった恐怖も多々あるだろうと思いますが、自分の裁量やアイデア、企画や発想能力を試せる魅力があります。ほんとに見習いたいところです。

京都に限らず、全国にはまだまだ古い家並みが残っております。ヤマヒロもこの度、たつのの旧市街の城下町の中に、古い醤油やさんの町家を買い取って、5つのテナントが入る、複合店舗を作りました。(※リンクはこちら↓)
https://www.yamahiro.org/machiyarcade/

古い建物をなおす仕事では、古い建て方(伝統工法)をちゃんと理解していないとできませんが、古い建物には、懐かしさや風格、街並みへの溶け込みなど、新築ではどうしても出しにくいものがきちんと備わっているもの。まだまだ面白いチャレンジをしていけそうです。

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