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県産木材を使う

こんにちは、設計の玉中です。
最近補助金の話ばかりしているのですが、今回も補助事業の紹介をしていきます!












 兵庫県から「県産木材を使って家を建てると補助金出すよ」というお知らせについて、今年度用の最新情報が出てきたので補助事業を2つ紹介します。






 1つ目は『ひょうごの木の家設計支援事業』です。令和元年度に始まった事業で今年も引き続き実施されます。前に優良事例集の「HAUS-森をつなぐ-」を紹介していますので、よければコチラの記事もご覧ください。
 「ひょうご木の匠」という県産木材を使用した木造住宅の建築の担い手として県に登録された工務店が対象の制度であり、もちろん山弘もその一員です。


 大きな助成要件は
①年度内に設計し、2月末までに工事契約する住宅であること
②木材使用料の内、県産木材を30%以上使用すること
③居室において、県産木材を使用した「梁・柱・天井・壁・床」のどれかが目視できること
④県産木材を使用した住宅であることの宣伝に協力すること
となっています。


 そして気になる貰える助成金額ですが「1件あたり30万円を工務店に助成する」となっています。対象が建築ではなく設計に対する補助なので、助成を受けるのは工務店となっているのですね。

 山弘では「設計を行うことが出来るのも発注してくださるお客様あってのこと」という考えの元、使った木材が兵庫県産であるという証明の手数料などだけ頂いて残りはお客様に還元しようということになっています。






 もう1つの制度は『県産木材利用拡大キャンペーン事業』です。こちらも昨年の10月から今年の2月まで新型コロナウイルス感染症に対する経済対策の1つとして実施された事業ですが、今年度はパワーアップして更にお得な制度となって復活しました。

 昨年度と大きく異なるのは
①県産材の利用量割合によって助成金額が変わること
②リフォーム工事も対象になること
の2点です。


 ①について、山弘の新築住宅はほとんどの物件で80%クリアとなっていますので、昨年度の30万円/棟と比べると単純に貰える金額が増えたと考えられます!
 ②についても、リフォーム工事やリノベーション工事で床に杉無垢フローリングを使ったり、天井に杉無垢羽目板を使ったりすることがありますので、可能性が増えたというのは朗報ですね。








 ただし、1つ注意が必要なことがあり、前回・前々回のブログで紹介した『グリーン住宅ポイント制度(記事①はコチラ記事②はコチラ)』とこの県産木材利用拡大キャンペーン事業は併用不可ということです。
 どちらも新型コロナウイルス感染症対策として実施されること、対象が建築一式に対してであること、財源が国から出ていることなどが同じなので、どちらか一方しか利用できないということです。

 一方で1つ目の『木の家設計支援事業』は対象が新築住宅のみにはなりますが、『県産木材利用拡大キャンペーン事業』とも『グリーン住宅ポイント』とも併用できる制度となっています。こちらは対象が「建築」ではなく「設計」で、財源も地方税である森林環境税だから大丈夫なんですね。










 どのように補助金を組み合わせるのがお得なのかは「新築なのかリフォーム・リノベーションなのか」や「グリーン住宅ポイントの加算条件を満たせるのか」、「県産木材の利用量割合がどれくらいなのか」などいろんな条件によって変わってきます。ぜひ弊社営業に問い合わせてみてください。




新築事業部 実施積算課 玉中健太

玉中 健太

玉中 健太

新築事業部 管理課 管理設計

資格:宅地建物取引士・二級建築士

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