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建築は詩 建築家吉村順三のことば100

設計の築山です。これからしばらく建築家吉村順三のことばを紹介したいとおもいます。今日はその13回目

吉村は少年の時から住宅に興味をいだき、日本の自然と風土に培われてきた独特の伝統建築に魅力を覚え、人の生活と幸せ、ヒューマンなものを建築に具体化することを一貫して実施してきた。地域に貢献する、品のある美しい建築を求めて作りつづけて20世紀を生きた建築家である。
 吉村は、生前、これからの建築家のあり方を問われたとき、「簡素でありながら美しいもの、自分達の住んでいる日本の、長年にわたる風土と文化によって培われてきたさまざまな建築から学び、日本の気持ちから出たものをつくるべきでしょう」と語った。
 そうした建築家吉村順三のことばを、存命中に活字となった新聞、雑誌、書籍等から選び、吉村が語った「建築は詩である」ということばを借りて、語録集『建築は詩』を刊行する(本文中「はじめに」より)

軒の出

 どんな小さいうちだって、人々の共有する風景の一つになるわけでしょう。そうすれば、その軒の出なんてやつも、やっぱり施主が軒の出いらんといっても、やっぱりもしその風景に必要であるならば、建築家は、ある程度までそれを実現するという責任があるんじゃないか。(『吉村順三のディティール―住宅を矩計で考える。』より)

 工務店もしかりであります。風景の一部をつくりだしているという責任をしっかりと肝に銘じていきたいとおもうのであります。

築山 大祐

築山 大祐

住宅事業部 営業設計一課

資格:2級建築士

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