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ビンテージが好き

ビンテージカーっていうジャンルでしょうか?60年くらい前の車を大切に乗っておられる方が、私の先輩方で何人かいます。そんな1人に乗せていただいたのが、フォルクスワーゲンの1968年式のカルマンギアという車でした。

内装の豪華さは全くありません。むしろ、シートは直角に近く、乗りにくい。オーディオは純正のものはもちろんなく、後から無理に取り付けた感じです。

乗り心地も今の車にあるようなサスペンションもなく、ドカンドカン言いながら乗ってるような車です。が、3時間ほど、仕事を兼ねたドライブに連れて行ってもらったら、やたらめったら楽しく過ごせました。なぜだったのでしょうかね?未だによくわからないのですが・・・。

私はよく古い建物を再生したりする仕事をさせていただいているせいか、古いものにこそ価値を感じる傾向が強い様です。インテリアや古着、ワインや中古車などの業界では、ビンテージやアンティークという言葉をよく聞きますが、どの様に使い分けているのでしょうか?

【レトロ】「古い、懐古趣味」などの意味だが、定義が広く曖昧な言葉。他のビンテージやアンティークなども合わせて「レトロ」と呼ばれることもある。つまり、時代を感じさせる古いもの全般をいう。

【ビンテージ】ワイン用語が発祥、デニムやギターなどにもよく使われる。一般に古いが、100年には満たないもの。またはそれに似せて加工されたものを指す。完成度が高く、古くても価値が高い、年代物。時間をかけて良さが増した品物などを言う。

【アンティーク】「古美術、骨董」という意味で、100年以上前のもの。それに似せたものは「アンティーク調」と呼ばれます。年代が古いことが、すでに価値となっている。

【クラシック】中世〜近世ヨーロッパの宮廷式装飾様式で、伝統と格式のあるスタイル。家具や内装では、華やかで深みのある柄や、くるんと優雅な猫脚、「バルボスレッグ」と呼ばれる球根のような大きな脚が多いのが特徴。

と、まあ、こんな感じなのですが、ビンテージは、その他のレトロ系の意味を表す言葉よりも、なんとなく身近で、リアリティのあるものに感じるのは私だけでしょうか?古いことだけが価値ではなく、完成度やデザイン価値の高さを感じます。また、最新のものに比べると、機能的にはだいぶ落ちますが、“時間をかけて良さが増す”といった要素が含まれる。ここなんですよね。

私たちの年代が学生の頃は、アメカジの最後の方だったでしょうか、古着屋さん巡りをよくしたものです。お金がなかったこともありますが、新品と違って、古着の魅力は、一品ものであることなんです。丁寧に大事に使われて、カスタマイズされた掘り出し物がたまにある。大量生産されたものが時間をかけて、人の手によって良さを増し、一点ものに成長する。長く使い込まれて、新品にはない独特の味わいや風合いが出て、他人と被らない、自分だけのスタイル。まさに一点もの。だから、古着選びは、より個性が出るんですよね。そこが面白かったんです。

最近、家づくりで自分がやりたかったことは、『ビンテージを作ること』なんじゃないか?と思い始めております。リフォームやリノベーションはもちろん、新築であっても、未来のビンテージものを作っているんですね。

お引き渡しの時は、また80点くらいで、そこから、施主さんの手を借りて、数十年かけて完成に近づいていく。まさに一点もの。作り手だけでなく、住まい手の想いや手間、こだわりや愛情で仕上がっていく住宅。古屋はそういった一点もの。この考え方で、さらに建築がおもろくなってきそうです。

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