こんにちは、設計の玉中です。
以前宍粟市一宮町の「炭焼き保存会」の活動として小学生の体験授業の準備を行いました。
今回はその後日談をお届けします。
なお、体験授業は平日で私は参加していないので、伝聞と報告書を基にしています笑
以前の記事（準備の様子）は下の画像からどうぞ。
体験授業当日、地元・はりま一宮小学校の3年生が炭焼き窯のある「ふるさと公園」にやって来ます。
炭焼きの歴史や炭焼き窯の造り、木がなぜ燃えずに炭になるのかという仕組み、
炭焼き窯で炭を作るためには3日前くらいから火を焚いて窯の温度を上げておく等、実は準備の段階があるという説明も行います。
炭を窯から取り出す作業などを体験してもらいました。
お昼ご飯は公園内にある「おくどさん」と呼ばれる昔ながらの釜戸に
この炭窯で過去に作った炭を入れてご飯を炊き、おにぎりを作りました。
釜炊きのおこげも味わってもらいました。
余った時間は公園内の栗や柿、山梨などを観察したようです。
今は化石燃料や電気によって便利な世の中になっています。
しかし、宍粟市ではこうした昔ながらの活動を体験することで、
土や水・風・山の恵みなどを五感で感じてもらい、
ふるさとへの愛着や地元地域への興味・関心を深める
「郷育（きょういく）」に力を入れています。
既に来年の予約も入ったそうなので、また協力していきたいと思います。
住宅事業部 実施積算課 玉中健太
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