こんにちは、営業の小川です。
ヤマヒロ式デザインルールについて第4弾。
設計の順番についてお送りしております。
「駐車場」→「庭」→「屋根」
→「2階の間取り」→「1階の間取り」
今回は、
「2階の間取り」「1階の間取り」です。
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建物は屋根から考えなければまずい、という理由を
前回いくつかあげてみました。
そのなかで、
間取り(部屋割り)を後回しにしていいのか?
という疑問が生まれたかと思います。
屋根が決まれば、屋根の骨組みが決まり
2階の柱位置が自然と決まります。
また、2階の柱位置が決まれば
1階の柱位置も自然と決まります。
この柱位置を動かさず
間取りを落とし込んでいきます。
![](https://www.yamahiro.org/wp-content/uploads/2023/04/MG_7156-1024x682.jpg)
例えるなら、
五七五のようなもの。
五七五とは、俳句の形式で
「五文字」「七文字」「五文字」
と決められた文字数の中で
自分の感情や季節の移ろい、風景を伝える
日本文化を代表する一つです。
ヤマヒロの間取りの考え方も
この「五七五」に似ています。
![](https://www.yamahiro.org/wp-content/uploads/2023/04/DSC0009.jpg)
屋根から考えることで
2階の柱位置、また1階の柱位置も決まり
自然と直下率も高くなります。
また、構造に無理がなくなるため
余分な部材が減り、
”結果的に安くできる”など
メリットが沢山あります。
最初は、形式にとらわれ
窮屈な中で考えることは大変です。
しかし、それを繰り返すことで
当たり前となりより良いものは出来ないかと
何度も案を考えます。
制限のある中でこそ
余計な枝葉がそぎ落とされ
洗練された無駄のない間取りが
できるのではないかと思います。
![](https://www.yamahiro.org/wp-content/uploads/2023/04/DSC09214-1024x682.jpg)
お客様の理想の間取りを作ることも
大切なことではありますが
そこに外観や構造の要素も加味して
最善の間取りをご提案するのが
”プロの仕事”なのではないでしょうか?
次回は、
「プラン=間取り」ではない
というタイトルの意味、
設計方法について
お伝えしていこうと思います!
営業設計一課 小川純奈
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