こんにちは、営業の丹野です。
今回は、「造作家具・造作建具」について書いておきます。
過去記事はこちらから↓↓↓
①【必見!】ヤマヒロの標準仕様を徹底解剖 -構造編-
②【必見!】ヤマヒロの標準仕様を徹底解剖 -断熱・気密編-
③【必見!】ヤマヒロの標準仕様を徹底解剖 -コンクリート基礎編-
④【必見!】ヤマヒロの標準仕様を徹底解剖 -床壁天井編-
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今回は、
目に見えるわかりやすい部分かつ
毎日数十回触れる部分になります。
こちらも様々な種類の施工実績がございますので
”選べる仕様”としております。
ただ、「何もご要望がなければこうなりますよ」というような
標準仕様はございますのでご紹介させて頂きます。
-造作家具・造作建具編-
1.『シナ』造作家具
2.『シナ』造作建具
1.『シナ』造作家具
当社では、造作家具を標準搭載しております。
造作収納とも言い、要は収納部分の事です。
標準搭載とはどういう事か。
簡単に言うと
何も言われずとも金額に含めてしまうという事です。
もちろん口頭で家の金額をご説明するときも
造作家具を含めた金額でお伝えしておりますのでご安心ください。
そもそも、家具が無いと生活できないですよね。
キッチン収納やパントリー、リネン収納、洗面収納など
これらの計画がきちっと決まるからこそ
より良い部屋割りができると考えております。
また、ご家族によっても特徴がありますし
その家にもピッタリ作れますので
既製品の方が安くなりますが
あえて”造作=オリジナル”を標準としております。
「8つの収納設計コード」を設定しており、
これをもとに収納計画を練っていきます。
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(例)砥堀モデルハウス
もちろん、敷地条件によって変わることもありますが
基本はこの設計コードをもとに全体の設計をしていきます。
材料の標準で言うと、
シナ材で設定しております。
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強度は中庸ですが
表面は滑らかで曲げに強く、
軽いという特徴がありますので
造作家具にぴったりです。
余談ですが、
キッチンも家具として設計する方が
周辺の内装とも馴染みやすいです。
キッチン周りは物の種類が多く
お客様によって特徴やスタイルが違いますので
オリジナルキッチンを標準としております。
他の材料としては、
・タモ材(オプション)
・ラワン材(オプション)
がオススメできます。
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色のノリも良く、木目も奇麗なので
高級感が出て家全体が引き締まりますね。
シナと比べると多少金額アップになります。
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シナと比べると、
だいぶこげ茶感は強くなります。
表面はザラザラしておりますので
スベスベ感を求めるのであれば
シナかタモが良さそうですね。
こちらもシナと比べると多少金額アップになります。
2.『シナ』造作建具
建具はどのお家でも装備されているかと思いますが、
そのほとんどが大量生産されているメーカー商品(既製品)が主流です。
大量生産されている為、
1つ1つの価格はお手頃で、規格寸法も決まってますので
施工もしやすいといったメリットがあります。
ただ、既製品なので
その家にピッタリはまらない時もあったり、
メンテナンス時期に廃番になっていたりすると
総取替が必要になってきます。
なので、当社の標準仕様は
シナの造作建具となっております。
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造作家具とも色合いがマッチして
部屋全体の統一感が出て
さらに居心地を良くしてくれます。
既製品ではないので
天井高にもピッタリ合わせられます。
こうすることで無駄な大工手間を減らし
別のところに予算を持っていくことができます。
造作なので、
部分補修が可能で
初期費用は既製品より高くはなりますが、
長期的にみると造作の方が安くなる可能性があります。
また、玄関とLDKを繋ぐ建具に関しては、
”杉”と磨りガラスを組み合わせた建具を標準としております。
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このように設えておくことで
家に帰った時、
LDKの光が柔らかく玄関を照らしてくれますので安心感を与えてくれます。
小さいことですが、
家にはご家族の様々なシーンがありますので
それをどう演出してあげるかで
安心感や落ち着き感がかなり違ってきますので
念入りに考える必要があります。
家においては、
収納と収納を繋ぐ線が
いわゆる”動線”と言われるものです。
その動線に境界を生み、柔らかく繋いでくれるのが建具になります。
「家事動線を良くしたい!」と皆様思われますよね。
家事動線を良くするには、
まず収納計画がきちっとしていないと失敗する可能性が大です。
どんな物がどれだけの量があって、
将来どんな物が増えるか、
今の1日の生活スケジュールはどうなっているか、
これらを設計者が把握していないと
本当にそのご家族に合った本質的なご提案はできないと考えております。
毎日の生活に直結する収納や建具。
はじめから深く考えておかないと
不満がたまり、後悔してしまう確率が高いです。
耐震性能や温熱性能ももちろん大事ですが、
日々の暮らしに直結する部分の標準仕様も疎かにしないようにしましょう。
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営業設計一課 丹野将