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プリンセスメゾン

メリークリスマスですね。しかしながら、クリスマス当日の25日だと何故かクリスマスが終わった感が漂うのは、日本だけでしょうかね。営業設計の築山です。

本日は、この年末年始のお休みにぜひ読んでほしい、巻数少なめで今から注文してもなんとか間に合いそうな、コミックスをご紹介。



プリンセスメゾン1
著者:池辺 葵
初版:2015年5月17日
発行所:小学館

私だけの家。
それは、
いちばん幸福で、
いちばん孤独な場所。

居酒屋の社員・沼越さんは、
モデルルームを繰り返すも、
いまだ”運命の物件”に出会えずにいる。

女性がひとりで家を買うことは、
無謀なのか、堅実なのか。

オリンピックを控えた東京で、
女性たちが理想の家を求めて歩く、
切実で夢見がちな群像劇。(背表紙より)


「おひとりさま」ということばが世に出て久しいのですが、最近はひとり住まいの家を計画される方が相当数おられるようです。この漫画の中に出てくる方々は、東京が舞台ということもあって、マンションばかりですが、きっと地方都市なんかだと一戸建てというのがリアルなんだと思います。

劇中にも、ひとりで家を買うなんて、という否定的な意見もあったり、(女性)ひとりだからこそ家という城を持つべき、という意見もあったりと賛否両論です。

まあ、ひとりだからとか、パートナーがいるからとか、関係なくそもそも家を買うか、買わない(賃貸)かというのは昔から議論されていますよね。買うと資産になるし、ローンが終われば住宅費はほぼ0になるから安心という購入派の意見があれば、方や、場所に縛られるのは只のリスクだ、と主張する賃貸派がいたりします。

プリンセスメゾンの主人公沼越さんは、何故かまわりが不思議がるほどマンション購入に執着します。
高校卒業してすぐに入った食品会社。配属は、居酒屋でしたが、正社員として8年間まじめにコツコツと働き、マンション購入の頭金にと、せっせと貯金しています。けっして多くはない給料の中から。

そんなある日、後輩の男の子に、モデルルームめぐりをしていることを知られてしまいます。

「俺らなんかの手の届く夢じゃないっすよ。マンション購入なんて、まぼろしっす。まぼろし・・」と彼は、ため息まじりにつぶやきます。が沼越さんは、かぶせぎみにこう言います。

「そんなことない。」
「努力すればできるかもしれないこと。できないって想像だけで決めつけて、やってもせずに勝手に卑屈になっちゃだめだよ。」

そのとうり!とにかくやってみよう、そして夢にむかって努力しよう。そして、ひとの夢を他人がとやかく言ってはいけないのです。

沼越さんがマンション購入に執着する本当の理由は、中盤辺りで明かされますが、これがまた深いのですよ。

プリンセスメゾン全6巻オススメです。



営業設計 築山

築山 大祐

築山 大祐

住宅事業部 営業設計一課

資格:2級建築士

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