設計の中村です。
先日
実家より
少し変わったすごろくが
届いたので
さっそくやってみました。
![](https://www.yamahiro.org/wp-content/uploads/2021/10/IMG_4958.jpg)
その名も
濱口梧陵すごろく
渋いです。
濱口梧陵氏といえば
『稲むらの火』。
『稲むらの火』 とは
簡単に言うと
安政元年(1854年)に大地震が発生し
紀伊半島一帯を大津波が襲い
その際
稲むら(稲束を積み重ねたもの)に火を放ち
この火を目印に村人を誘導して
安全な場所に避難させたお話です。
その後も
津波により村には大きな爪あとが残り
この変わり果てた光景を目にした梧陵氏は
故郷の復興のために身を粉にして働き
被災者用の小屋の建設、農機具・漁業道具等
の提供をはじめ
各方面において復旧作業にあたりました。
また津波から村を守るべく
長さ600m、高さ5mの防波堤の築造
にも取り組み
後の津波による被害を最小限に抑えたのです。
![](https://www.yamahiro.org/wp-content/uploads/2021/10/IMG_4960.jpg)
そんな
濱口梧陵氏の生涯が
すごろくになっていました。
子供達は
この歴史に関係なく
ただただ
すごろくを愉しんでいましたが
遊びを通じて
災害への心構えを
学べたそんなすごろくでした。
営業設計一課 中村将之