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100万円で家を買い、週3日働く


秋深まる季節、はりまの杜は落ち葉のシーズン到来です。朝の寒さからニット帽で頭皮を保護する築山です。
本日は気になるタイトルの本を紹介します。



100万円で家を買い、週3日働く
著 者―三浦 展(みうら あつし)
発行所―株式会社 光文社
初 版―2018年10月30日

ちょうど3年前の今日初版発行された本ですが、タイトルが気になり手に取りました。


では、なぜに100万円で家を買って、週3日だけ働くことにしたのか。

このエピソードの主人公は、2年前に東京郊外、横須賀市の山の上にある築70年ほどの家を買った。広さ100㎡ほど、値段は100万円。家は廃屋同然だったけれど、1年かけて自力でリノベーションした結果、なんとか住めるようになった。「この家は、過ごすことを楽しむ家にしたい。友人を呼んだり、料理や音楽などのイベントをしたり、みんで楽しみたい」と、会社に頼みこんで週6日勤務を3日に減らしてもらった。

せっかく自分でつくった家なのだから、できるだけたくさんの楽しい時間をそこで過ごしたいと思うのは当然だ、と著者はいいます。

しかし、多くのサラリーマンにとっては家は寝るだけの場所になりがちだから、できるだけ会社近くの家に高いお金を払って住む人は多い。

ただ、家を「過ごす場所」にしたいと思えば、別のやり方もあるはず。100万円で買った家をリノベーションして、ひとりでゆったりする、あるいは友人と過ごすために週3日勤務という暮らしを手に入れた主人公のような家との関わり方は、とても素敵だと思うのです。




タイトルのエピソードは1部で他にも、

家賃1万円で離島に暮らす/
狩猟採集で毎月の食費1500円/
夫婦2組、赤ちゃんも一緒にシェアハウスで暮らす/
8700坪の農地を買って週末を過ごす/
地域の人が老若男女一緒に食べる/
マンション街に「自由開放区」をつくる/
空家に住み、「流し」と屋台で歌う/
退屈なニュータウンの自宅兼事務所をスナックにする/
すたれた郊外商店街に「縁側空間」をつくる/
現代の長屋をつくる/

お金をかけずに、豊かで幸せな生活を実践する人々の事例を、「再・生活化」をキーワードに紹介・解説。

①物の豊かさから人間関係の豊かさへ
②私有からシェアへ
③シンプル・ナチュラル・手作り志向
④日本・地方志向

の4つテーマがカギとなっている。
モノやお金では幸せを感じられない現代人にとって理想の生き方とは?

働く毎日に疲れた方に読んでほしい一冊です。

営業設計1課 築山

築山 大祐

築山 大祐

住宅事業部 営業設計一課

資格:2級建築士

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