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新しい工法で・・・

今回紹介させてもらうのは、木造でありながら『 大空間 』を造れる、新しい工法を見ていただきます。




通常木造の軸組工法(一般的な住宅などの構造)では、4mくらいまでが梁間(壁から壁まで)が最大値となります。そんな制限の中で大きな空間を創り出すために、設計者は構造を読み解き、お客様の要望に沿うように計画しています

この建物は、木造の強みを活かし、弱点を他のもので補う構造となっています。
『 木 』は、圧縮力に対してはコンクリートよりも強いと言う特徴がありますが、引張力に対しては、仕口(木と木の接合部)にも関係しますが、得意な方ではありません。



そこで不得意な『 引張力 』を得意とする『 鉄 』に代わってもらって組み立てた工法になります。 木材は特別な種類ではありませんが、鉄は、太い丸棒を使い、接続部は頑丈な金物にて取りつきます。

通常の梁間の距離からすると、ビックリするくらい大きなサイズの空間が出来上がります。
計算理論上では、40mくらいの空間を造ることが可能であると言われてます。




今回は姫路市の『 某製材所様 』の作業場を新築させてもらっています。
ここでは、梁間サイズが18m超えで建物の長さは、30m超えになっています。
先日から構造体の建て方を行っていまして段々と姿が現れてきました。

木構造でも得意分野と不得意分野をうまく組合すことによって、色々な可能性が生まれてきます。
木造と言えば『 住宅 』だけでは無く、大規模建物にも対応ができる時代になっています。

谷口 充

谷口 充

常務取締役 営業設計二課

資格:一級建築士・一級施工管理技士

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