住宅事業部の文化遺産巡りの好きな北岡です。今回は、京都に行くことがあったので宇治市にちょっと立ち寄りました。
折しも大河ドラマ「紫式部」を放映中なので、平安時代に全盛を誇った藤原頼道によって極楽浄土を再現したといわれる平等院を見学。1000年近い歴史を経て、なお美しさが色褪せることがありません。
10円玉に描かれている「鳳凰堂」は、平安時代に栄華を誇った藤原一族の名残を感じることのできる唯一の遺構です。さながら極楽に築かれた宮殿を思わせる美しさです。
「鳳凰堂」という呼称は、後世の江戸時代初期につけられたということらしい。1053年に建立された時は普通に「阿弥陀堂」あるいは「御堂」でした。
鳳凰堂は、中堂、北翼廊、南翼廊、尾廊の4棟からなっています。東を正面として阿弥陀如来坐像を安置する中堂が建ち、その北と南にそれぞれ北翼廊、南翼廊が接続して建ち、中堂の西(背後)に接続して尾廊が建っています。非常に変わった建築様式なので見学する価値がありますね。
住宅事業部営業設計二課 住宅営業＆不動産担当 北岡大実
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