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まずは現場調査から

現存する建物を改修するなど、いわゆる「リノベーション」する場合は、まず最初に現地にて調査をする事から始まります。

現地調査は、専門用語的には「インスペクション」と言われてますが、建物が生まれた時と比較してどれだけ変化しているのか? をチェックします。

変化と言いましても、この建物が生まれてから何年の年月が経過しているのかも判らない事が多いですね。お祖父ちゃんお祖母ちゃんが建てた住まいだから・・・、となれば、概ねの築年数は想像出来ますが、建物によっては「主(アルジ)」が変わって、幾度となく建物も増改築を繰り返していたとしたら、もう瓦の形や構造から想像するしかありません。

この建物も想像ですが、築後100年は経過していると思われます。

まず柱位置・壁位置を採寸して記録します。
これもまた時代によって、少しづつですが寸法も違うんですよね。(大工さんの個性が出てきます)

柱位置・壁位置が分かると、垂直と水平の誤差を取ります。
経過年数に関係なく、水平も垂直も少なからずズレが生じています。ココは改修時に修正するのですが、何度も地震や台風などにも頑張って耐えてきた建物なので、ひずみは出ています。

次回は、現場調査第2弾をお話したいと思います。

谷口 充

谷口 充

常務取締役 営業設計二課

資格:一級建築士・一級施工管理技士

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