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建築は詩 建築家吉村順三のことば100

設計の築山です。これからしばらく建築家吉村順三のことばを紹介したいとおもいます。今日はその3回目です。

吉村は少年の時から住宅に興味をいだき、日本の自然と風土に培われてきた独特の伝統建築に魅力を覚え、人の生活と幸せ、ヒューマンなものを建築に具体化することを一貫して実施してきた。地域に貢献する、品のある美しい建築を求めて作りつづけて20世紀を生きた建築家である。
 吉村は、生前、これからの建築家のあり方を問われたとき、「簡素でありながら美しいもの、自分達の住んでいる日本の、長年にわたる風土と文化によって培われてきたさまざまな建築から学び、日本の気持ちから出たものをつくるべきでしょう」と語った。
 そうした建築家吉村順三のことばを、存命中に活字となった新聞、雑誌、書籍等から選び、吉村が語った「建築は詩である」ということばを借りて、語録集『建築は詩』を刊行する(本文中「はじめに」より)


すまい 生活と人の感情

住宅の基本形

 住宅の基本形というのは立方体である。ある明るさがある。そうしてそこに火と水と便所がある。それから植物がどうしても要る。これは1鉢の植木でもいいから要る。それが人間の最低の原型だと思います。もちろん丸い家だとか6角形の家だとかにも興味はあります。しかしそれは余裕があるときで、経済的なスペースをつくるということが私たち建築家の責任じゃないかという考えをもっているからです。それにプラス、今の時代はメカニカルとかテレビとかアルファがついてその時代の家ができるのですが、植物はどうしても何らかの形でなくてはいけないと思います。それは庭になったりいろいろするでしょうけれども、どうしても植物はほしいですね。(『新建築』1968年1月号より)

 家と庭で家庭と書きます。住宅と植物は密接な関係なのですね。

築山 大祐

築山 大祐

新築事業部 営業・設計課

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