千年屋です。

今日、「ひょうご木のすまい設計講習会」の建物見学の部に参加
してきました。

先発隊が先日下見をしてすでにブログにアップされているのですが
いろんな発見がありましたのでシリーズでお知らせしいと思います。
まずは、姫路市の「千年屋」です。

築造は室町時代末期と推定され・・・、なんて一言で言いますが450
年の時を経て今も形として現存するなんて考えられます?

これまでに修理を重ねての事ですが、単純に長い時を重ねた事だけ
を考えてもすごい事だと感心し、感動ものだと思いませんか?
造る道具も今ほど便利なモノはもちろん揃っていないし、金物(釘)
なども使わずに建っていました。(もちろん阪神淡路大震災も経験
しています) 何か現在の建築工法って?? どうなんでしょう。

でもその昔から湿気対策、日差しのコントロール、風通しの考え方
などは、現在の設計ノウハウの基本となるものなのでしょう。

 

上記写真は、「クド」と「セッチン」です。 何か解りますか?
「クド」は、かまどですね。現在のIHコンロとかガスコンロに
なります。
「せっちん」は、トイレになります。どちらも文明の先進技術が
集約された現在では考えられません。 

たとえばですが、コノ写真の設備が現代にタイムスリップしたら
どうなるんでしょうか? 結構、楽しそうな絵が見えてきます。

 

大工さんの技術もすごかったんでしょう。って言うか道具も無い
のに時間がゆっくり流れていたのでしょうかね。
床は、ちょうな刃による「うずくり?」仕上げになっていて、
茶の間の床下は、竹が敷き込んであり上敷きにムシロが敷いて
あります。
夏は涼しかったでしょうが、冬はどうしてたんでしょうか?
(寒がりの私は耐えられません・・・)

 

建具は障子や雨戸があるのですが、ナント! 引込になっています。
コレにはビックリです。(引込建具は歴史が深かったんだ・・・)

 

金物が無い時代ですから、戸車も丁番(戸の吊元になります)も
全て木の細工ものです。 全体的にはザックリとした荒々しい
造りなのですが、妙に細かいところは精工にに出来てるんです。

住まいって、こんな風に大らかにザックリと造った方が身体に
とっても精神的にもイイのではないでしょうか?
その昔から人が住まいとして造ったモノのコンセプトは、やっぱり
自然と共に共棲し、自然の力をうまく使うなのですかね。 
こうやって原点を見てみると、これからももっともっと頑張って
設計やらなきゃ、と考えさせられました。

播磨のくらし“しそう杉の家” の ヤマヒロ : 谷 口

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