こんにちは、管理課の玉中です。
先日、業界紙『新建ハウジング』に日本セルロースファイバー断熱施工協会(JCA)の設立25周年記念総会が記事になっていました。

JCAは山弘の新築住宅でも標準仕様にしているセルロースファイバーの「デコスドライ工法」に基づく施工業者など、約60社が加盟している任意団体です。
2024年の在来軸組み工法の建物におけるシェアはおよそ1.3%と僅かですが、昨今の脱炭素の流れもあって再評価を受ける兆しが見えていると記事にはありました。

セルロースファイバーのデコスドライ工法には
①新聞紙などのリサイクル素材を使用している環境配慮型製品である
②断熱材であるセルロースファイバーそのものに調湿効果がある
③吹込み工法で隙間なく断熱材を施工できる
④吸音効果も高く、騒音対策としても活用できる
⑤哺乳類には影響が殆どないホウ酸系薬品で処理していて、虫や火にも強い
などの特徴があります。
特に③は設計段階の計算ではなく現場に関わるもので、重要な要素です。
例えばモコモコの高級ダウンを着ていてもファスナー全開のままだったり、サイズが合っていなくて首やお腹周りがスカスカの状態だと暖かさは半減してしまいます。
一般的な断熱材の代表例『グラスウール』などの場合、コンセントボックスの周りや柱と窓の間の狭い空間などで隙間が残ってしまうことがあります。
断熱性能の計算では同じ結果でも、施工性によって本当にその性能の住宅になっているのかは会社によって、あるいは職人さんの技術などによって影響が出てしまうことも考えられます。
デコスドライ工法だとその心配が極めて少ないというのが大きなメリットです。

山弘のモデルハウスでも隙間なくパンパンに吹き込んだ状態のセルロースファイバーや、吸音性能の簡単な実験装置を見て頂けます。
また、定期的に開催している工場見学ツアーの中では吹き込む前のセルロースファイバーの実物も触ることが可能です。
ぜひ実際にご覧になってみてください。
新築事業部 管理設計 玉中健太
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