こんにちは、管理課の玉中です。
今年も兵庫県の「県産木材を使って新築を建てたら補助金を出すよ」という制度が始まっていますのでご紹介します。

制度の名前は
「ひょうごの木の家」設計支援事業
といいます。
2019年(令和元年)から始まり、今年で7年目を迎える制度です。
制度の概要や貰える補助金額などは昨年と全く同じなので、下に昨年度の紹介記事のバナーを貼っておきますので、コチラでご覧ください。
今回の記事では申請期間などの変更点だけ簡単にまとめていきます。

1. 設計開始前
まず申請の流れとして、
① 山弘のような県産木材を用いて設計を行う会社や工務店から兵庫県へ「助成金申請書」を提出
② 県が承認して「助成金決定通知書」を申請した会社へ送付
③ 設計者が設計を開始
という順番で進めます。
②の決定通知を貰ってから設計を開始しなくてはいけないので、工務店側は提出するタイミングを見極める必要があります。
山弘の場合は土地や資金の問題をクリアしていき、山弘で建てたいと思って頂いたら「プラン申込み」を頂いています。
「プラン申込み」を頂いた後は担当となるプランナー等による詳細なヒアリングを行い、プラン作成に入るため、この「プラン申込み」を設計開始の目安としています。

そして昨年度までは順番の順守だけで、期限には特に決まりの無かったここまでの流れについて、
今年度は①の「助成金申請書」の提出が2025年12月10日までと定められました。
この補助金を利用したい方は会社側が12月10日までに「助成金申請書」を出せるよう、意思表示をするように覚えておきましょう。

2. 設計開始~御契約まで
設計を開始して一番初めに行うことは、山弘の場合だと詳細ヒアリングとなります。
その後は、プラン図面の作成・構造や省エネ性能の検討・御見積りの作成・工程の検討・プレゼン資料(3Dパースや模型等)の作成などを経て、プレゼン&御契約という流れです。

補助金申請の流れとしては
④ 御契約の際に施主様から「同意書」に署名を頂く
⑤ 工務店から県への「実績報告」として契約書の写し・図面・予定の木材使用量と県産木材の割合などを用意し、④の「同意書」を添えて県へ提出
という続きます。
この⑤の「実績報告」を2026年2月末日までに行うことが期限となっています。
ここは例年2月末までと決まっているので変更点ではありませんが、
御契約の後に書類を作成する時間も必要なので、2月の半ば頃までに工事請負契約を結ぶようにして頂きたいですね。

3. 着工~お引渡しまで
「実績報告」を提出したら、いよいよ着工を迎えます。
地鎮祭、基礎工事、上棟と工事が進んでいきます。
この間は工務店の方で「工事中の写真を撮る」や「県産木材使用をアピールするノボリを立てる」などの規定がありますが、施主様側で何か動いて頂くようなことはありません。
そして工事が完工を迎える時に
⑥ 完成見学会を実施
します。
木材の魅力を県民に広く普及することが目的の補助金なので、完成見学会を開催して来場者にPRすることが条件の1つとなっています。

完成見学会も終わった後、
⑦ 県への最終報告となる「実施状況報告」の提出
を行います。
最終的な木材の使用量と県産木材の割合や各写真、見学会の広報資料などを県に提出します。
県から「県産木材である証明書」を発行してもらう必要があるので少し費用はかかりますが、手続き自体は工務店が納材業者に依頼して行います。
「実施状況報告」には昨年度から「助成を行った年度の翌年度から2年の間に竣工すること」という条件が追加されています。
今であれば「助成を行った年度=令和7年度」なので、令和9年度中、
つまり令和10年3月末までの竣工が条件となりますね。

4. まとめ
今年度も引き続き実施されている
「ひょうごの木の家」設計支援事業
山弘の標準仕様ならば40万円が貰える補助金です。
12月10日までに工務店を決めて意思表示
2月半ば頃までに工事請負契約
本制度を利用するためにはこの2つの期限が重要になりますので、商談中の方やこれから施工店や設計者を探す方は気を付けておいてください。
新築事業部 管理課 玉中健太
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