
ポータブル電源、気になりますよね!
最近、ポータブル電源(ポタ電)への注目度がぐっと上がっていますよね。万が一の災害時だけでなく、キャンプや車中泊といったアウトドアレジャー、DIYや庭での作業など、様々なシーンで役立つため、検討されている方が増えています。加古川市にお住まいとのことですので、例えば河川敷でのデイキャンプや、ちょっとした停電対策としてもいいかもしれませんね。
ポータブル電源とは?
ポータブル電源とは、大容量のバッテリーを内蔵し、コンセント(AC出力)、USB、シガーソケットなど、複数の給電ポートを備えた持ち運び可能な電源装置のことです。充電することで繰り返し使え、屋外やコンセントがない場所でも家電や電子機器を使うことができるようになります。
どんなことができるの?
ポータブル電源があれば、以下のようなことが可能になります。
- 災害時・停電時の備えに
- スマートフォンやタブレットの充電
- 情報収集のためのラジオや小型テレビの稼働
- 扇風機や電気毛布など、冷暖房器具の使用(容量による)
- 照明の確保
- 冷蔵庫の非常用電源(短時間)
- 電動工具や医療機器の補助電源
- アウトドア・レジャーで
- キャンプでの電気ケトルやIHクッキングヒーターを使った調理
- プロジェクターで屋外映画鑑賞
- 車中泊での快適な電力供給
- ドローンやカメラのバッテリー充電
- 日常使いで
- 庭でのDIY作業や高圧洗浄機などの電動工具の使用
- ベランダや屋外での照明、ヒーター利用
- 電源のない場所でのイベント出店やフリーマーケット
ポータブル電源を選ぶ際のポイント
ポータブル電源を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。
1. 容量(Wh:ワットアワー)
「どれくらいの電気を蓄えられるか」を示す数値です。
- スマホ充電がメインなら200Wh〜:数回の充電なら十分です。
- 小型家電(扇風機など)を使いたいなら300〜500Wh程度:日帰りアウトドアや短時間の停電に。
- 調理家電や連泊キャンプなら500Wh以上:容量が大きいほど使える家電の幅が広がり、長時間使用できます。
- 冷蔵庫や大型家電を使いたいなら1000Wh以上:災害時の備えとして非常に強力です。
2. 定格出力(W:ワット)
「同時にどれくらいの電気を使えるか」を示す数値です。
- 使いたい家電の消費電力の合計が、ポータブル電源の定格出力を超えないように選びましょう。例えば、消費電力1000Wのドライヤーを使いたいなら、定格出力が1000W以上のポータブル電源が必要です。
3. 充電方式
主に以下の方法で充電できます。
- ACコンセント:最も一般的な充電方法。家庭用コンセントから充電します。
- ソーラーパネル:屋外で太陽光を利用して充電できます。エコで停電時にも有効ですが、充電時間は長くなります。
- シガーソケット:車の走行中に充電できます。車中泊や移動中に便利です。
4. 搭載バッテリーの種類
主に「リン酸鉄リチウムイオン電池」と「三元系リチウムイオン電池」があります。
- リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4):
- 寿命が長く、安全性が高い。
- 重い傾向がある。
- 最近の主流で、非常用電源としてもおすすめです。
- 三元系リチウムイオン電池:
- 小型・軽量な製品が多い。
- 比較的安価なものも。
- サイクル寿命はリン酸鉄リチウムイオン電池に劣る傾向があります。
5. その他の機能
- パススルー機能:充電しながら給電できる機能。UPS(無停電電源装置)としても使えます。
- LEDライト:非常時や夜間のアウトドアで役立ちます。
- ワイヤレス充電:スマホを置くだけで充電できる便利な機能。
- アプリ連携:スマホで残量や出力状況を確認・操作できるものもあります。
ポータブル電源を検討されている方に
ポータブル電源は、一度購入すれば長く使える便利なアイテムです。ご自身の主な用途(非常用か、アウトドア用か、どちらもか)や、使いたい家電の種類、予算などを考慮して選ぶのがおすすめです。

災害時におけるポータブル電源の重要性
- 情報収集: スマホやタブレット、ラジオの充電は必須。安否確認や災害情報の入手源となります。
- 照明: 夜間の活動や避難所での生活に不可欠。懐中電灯やランタンの充電に。
- 熱中症・低体温症対策: 扇風機、電気毛布、小型ヒーターなどの使用(容量と出力による)で、命を守る環境を維持できます。
- 冷蔵庫の維持(短時間): 食料の確保にも役立ちます。
- 生活の質の維持: ポータブルトイレの換気扇、電動歯ブラシ、電動シェーバーなど、最低限の快適さを保つことができます。
- 医療機器の稼働: 必要に応じて、在宅医療機器のバックアップ電源としても活用できます。
災害用ポータブル電源を選ぶ際の重要ポイント
- 容量(Wh): 長期間の停電に備える
- 目安:1000Wh以上を推奨します。
- スマホ充電(10~15Wh)だけなら小容量でも良いですが、数日間の停電を想定すると、最低でもスマホ数十回分、扇風機や照明、ノートPCなどを併用することを考えると、1000Wh以上あると安心です。
- 例えば、冷蔵庫(150W程度)を短時間動かしたり、小型電気ケトル(800W程度)を使ったりする可能性も考えると、大容量であるに越したことはありません。
- 定格出力(W): 使える家電の幅を広げる
- 目安:1000W以上を推奨。できれば1500W以上あるとさらに安心です。
- 消費電力の高いドライヤー(1200W)、電気ケトル(1000W)、電子レンジ(1300W)などを災害時に使うことは稀かもしれませんが、万が一の際に使用できる選択肢があるのは大きなメリットです。
- 特に、起動時に瞬間的に大きな電力が必要な家電(電子レンジなど)を考慮すると、サージ電力(瞬間最大出力)も確認しておくと良いでしょう。
- バッテリーの種類: 安全性と長寿命
- リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4) を強くおすすめします。
- 安全性: 熱暴走しにくく、発火のリスクが低いとされています。災害時の不安定な状況下では、安全性が最も重要です。
- 長寿命: 充放電サイクル回数が2000~4000回と非常に長く、長期間の備蓄に適しています。
- 多少重く、価格が高くなる傾向がありますが、災害時の安心感と長い目で見たコストパフォーマンスを考えると、このタイプが最適です。
- 充電方法: 複数あると安心
- ACコンセント: 最も基本。普段から満充電にしておくためにも重要です。
- ソーラーパネル充電対応: 停電が長期化した際に、太陽光で電力を補充できるのは非常に強力なメリットです。セットで購入するか、後から追加できるか確認しましょう。
- シガーソケット充電: 車での移動中に充電できるので、避難時や給油できる場所への移動中に役立ちます。
- パススルー機能(UPS機能): 冷蔵庫などに常時接続
- ポータブル電源を充電しながら、同時に機器へ給電できる機能です。
- UPS(無停電電源装置)としても機能し、冷蔵庫など常時稼働させておきたい家電を接続しておけば、停電時に自動でポータブル電源からの給電に切り替わるため、非常に便利で安心です。
- その他
- LEDライト内蔵: 非常灯として役立ちます。
- 出力ポートの種類と数: USB-A、USB-C(PD対応)、ACコンセント、DCポートなど、必要なポートが十分にあるか確認しましょう。
- 携帯性: 容量が大きくなると重くなりますが、持ち運びやすいようにハンドルやキャスターが付いているモデルもあります。
- 防水・防塵性能: 屋外での使用や、水害のリスクも考えると、ある程度の防水・防塵性能(IP規格)があるものが望ましいです。
おすすめの主要ブランド
災害用ポータブル電源として定評があり、上記要件を満たす製品を多く出しているブランドです。
- Jackery (ジャクリ):
- ポータブル電源の先駆け的な存在で、信頼性と実績があります。
- 「防災推奨」マークを取得している製品も多く、災害時の備えとして非常に人気が高いです。
- Jackery Solar Generatorシリーズなど、ソーラーパネルとセットになった製品も豊富です。
- おすすめモデル例: Jackery Solar Generator 1000 Plus (1264Wh)、Jackery Solar Generator 2000 Plus (2042Wh) など。リン酸鉄リチウムイオン電池搭載モデルも増えています。
- EcoFlow (エコフロー):
- 急速充電技術に強みがあり、短時間でフル充電できるモデルが多いです。
- リン酸鉄リチウムイオン電池搭載モデルも豊富で、長寿命・安全性を重視する方におすすめ。
- アプリ連携でスマホから操作・管理できる点も便利です。
- おすすめモデル例: EcoFlow DELTA 2 (1024Wh)、EcoFlow DELTA Pro (3600Wh) など。
- PowerArQ (パワーアーク):
- デザイン性が高く、日本メーカーならではのきめ細やかなサポートも魅力です。
- こちらもリン酸鉄リチウムイオン電池搭載モデルが増えています。
- おすすめモデル例: PowerArQ S10 Pro (1024Wh) など。
- Anker (アンカー):
- モバイルバッテリーで有名なAnkerも、ポータブル電源市場に参入しています。
- 高品質で信頼性の高い製品が多く、一部モデルはリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しています。
- おすすめモデル例: Anker Solix C1000 (1056Wh) など。
災害時の具体的な電力消費例(あくまで目安です)
- スマートフォン充電: 約10〜15Wh/回
- ノートPC充電: 約50〜100Wh/回
- LEDランタン: 5〜10W/時間
- 扇風機: 20〜50W/時間
- ポータブル冷蔵庫(車載用など): 30〜60W/時間
- 電気毛布(弱): 50〜80W/時間
例えば、スマホ充電を数回、LEDランタンを夜間数時間、小型扇風機を日中数時間使うだけでも、1日あたり200~300Whは消費する可能性があります。これが数日続くと考えると、1000Wh以上の容量が現実的です。
まとめ
災害時を想定するなら、容量は1000Wh以上、定格出力も1000W以上、バッテリーはリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、ソーラーパネル充電に対応しているモデルが特におすすめです。
購入後は、定期的に充電状態を確認し、いざという時に備えておくことが大切です(一般的には、フル充電ではなく60~80%程度の充電率で保管するのがバッテリーの劣化を防ぐと言われています)。

ヤマヒロ新築事業部企画設計課 築山大祐
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姫路市・加古川市・たつの市を中心に
兵庫県播磨地域で木の家を建てたい方
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